金沢OB会設立35周年祝賀会開催



  ○開催日    平成29年11月12日(日)

  ○会 場      ホテル金沢

 

日本冶金工業社友会.OB会の皆様、益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
金沢より設立35周年記念祝賀会の報告をさせていただきます。
 11月の北陸は冬に向けて徐々に天気が悪く荒れ模様になっていますが、
祝賀会当日は前日の雨から晴れになり、太陽も顔を出して比較的暖かい日に
なりました。

 会場になった「ホテル金沢」は金沢駅東口(兼六園側)のすぐ近くにあり、
会員が集まりやすく便利な所にあります。

 金沢OB会は、昭和56年に設立され、今年は設立35周年を迎えました。 
今回の祝賀会開催に向けて
1年程前から準備を進めてきました。
 近年、OB会員の高齢化で体調を考えて退会する人も増え祝賀会には何名
の会員が出席してくれるか心配していましたが、
47名の参加となりました。
ちなみに出席者の最高齢者は坂本利春さんの
92歳でした。

 集合写真撮影後、午後350分より祝賀会は魚野正人幹事による司会で開
催されました。

オープニングセレモニーは、荒木孝義さんによる、宝生流謡曲「鶴亀」を
85歳の年齢とは思えない張りのある声で、厳かに粛々と謡われました。  
 続いて、北都民謡会(
11名)の皆様による民謡と演踊がありました。その
内容は ①山中節 ②秋田大黒舞 ➂加賀祝い唄 ④北海鱈つり唄 ➄南部
じょんから節 ⑥越中おはら 
6曲が披露されました。 特に加賀祝い唄では
加賀百万石の風情を見事に表現、越中おはらでは静かで哀愁のある唄と踊り、
胡弓の音が加わり見事でした。北都民謡会は昭和
38年創設され、今年55年目
を迎えており会員は
70名で石川県はもとより、日本各地で民謡大会にも出演
されて、大変優秀な成績を収められています。 また、各種のボランティア
活動にも積極的に参加されているそうです。

主催者を代表して金沢OB会西井会長より祝賀会には遠方より出席いただい
たご来賓の皆さまに、金沢OB会を代表して御礼申し上げます。

 この金沢OB会を昭和56年に設立した時の状況や平成11年の事業所閉鎖での
活動、また、会員の高齢化による諸問題の近況報告等が話され、最後に日本冶
金工業の安定した企業基盤強化の達成とOB会員皆様の益々の健康長寿を祈念
します。との挨拶がありました。

 続いて、来賓の方々のご紹介、祝辞がありました。
最初に、日本冶金工業株式会社 執行役員総務部長 佐々木秀一様より会社の
状況は平成
27年度に復配し、平成28年度継続配当となったが、今年514日の
熱延工場の電気室の火災から
924日の復旧に至る期間の大巾な生産減で大き
く販売量が落ちたが、その後
10月には生産ベースで23,000トン程と立ち上がっ
てきています。 今、ステンレス業界は新日鉄グループと日本冶金の
2社となり
ました。厳しい業界を生き残るため当社の戦略分野を一層充実させていきたい。
との挨拶がなされました。

 次に、本社社友会会長 岡村禎夫様より、金沢OB会設立35周年記念祝賀会
にお招きいただき感謝いたします。 過日嶋田久仁夫様(元金沢工場長)より
ステンレス鋳物製の社章(双輪マーク)を寄贈して頂きました。
貴重な品でも
あり会員の皆様に披露していきます。
との挨拶がなされました。
 大江山OB会会長の木内利明様より、大江山OB会の会員数は現在67名、ピー
ク時は
125名に比べて大幅な減員となっています。一時期採用ひかえがありここ
しばらく定年退職をむかえる方がいない現象によるものです。現規約を改定し
オール大江山グループとして組織を改編し新たにスタートをさせる所存です。 
生産面ではインドネシア政府による鉱石禁輸出政策が大きく影響しキルン
3
稼働、概ねて月産
500トン程度と苦労しています。私事ですが本年春の叙勲に際し
「旭日双光章」を受賞することになりました。これも偏に冶金グループの皆様の
永きにわたる大きなご支援賜物の事とご報告と合わせて感謝申し上げます。との
挨拶がなされました。

 最後に石川県退職者連合会長宮下直之様が日本冶金OB会は大きな組織ではな
いが、丁寧な運営がなされています。 高齢者、退職者が健康な生活を送る秘訣
は社会との繋がりがあります、そのツールの一つがOB会組織であります。
との挨拶がなされました。

来賓のあいさつの後は、労働組合本部書記長を務められた高野豊彦さんのOB
会会員の健康を祈念しての乾杯で祝宴が開始されました。

 各テーブルの皆さんは久々の再開で酒を酌み交わし、会場も和やかな雰囲気に
包まれました。

 アトラクションとして、OB会副会長の名越裕さんによる、風船や花などを使
用したマジックショーが鮮やかな手並みで披露されました。

  高田治夫さん による「とんちクイズ」もあり、アルコールの入った頭をフル
回転(頭脳も少し若返ったかな?)させました。

 カラオケは喉自慢の人がそれぞれ限られた時間の中で十八番を披露しました。
①岩本昌三さん(君恋し) ②松音靖子さん(あばれ太鼓) ➂東茂さん(四万
十川) ④西井健太郎、吉田朋子さん(銀座の恋の物語) トリでは元金沢工場
長の須藤洋右さんが(ガキの頃のように)を歌いあげ、歓喜に溢れた時間も瞬く
間に過ぎました。

 最後にOB会会計の山本久作さんより、設立40周年記念祝賀会が継続執行でき
るよう会員の方々の健康管理を一層進めていただきたい。と閉会の辞があり定刻
の午後
620分に祝賀会の宴はお開きとなりました。