冬が駆け足で近づいている季節となりました。
社友会の皆様には日頃から格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
恒例の金沢OB会の報告をさせていただきます。
11月1日は恒例の兼六園の雪吊りがスタートし蟹解禁で賑わう 11月6日(日)午前
11時より、金沢駅もてなしドーム鼓門前の都ホテルで、金沢OB会第24回総会が開催
されました。
あいにくの雨天にみまわれましたが、それでも50名(総員99名)の出席がありました。
林劭副会長の司会により総会が始まり、今年ご逝去された5名の方に黙祷をささげま
した。 物故者は、前田清照(享年76歳)。久保繁(同82歳)、斉藤潔(同85歳)、
村田良吉(同85歳)、山下喜一(同84歳)の方々でした。
私たちの大先輩であり往時には、公私共々本当に御世話になり、追悼の念に堪えま
せん。
続いて西井健太郎会長より「今年はまさに天変地異のごとく災害にみまわれた1年でした。
3月11日の東日本大震災で岩手、大船渡の田中勝幹事の実家が3度目も被災されま
した。 一日も早く復興復旧され、おだやかな日々が続きますようお祈り申し上げます。
政権が2年前に自民党から民主党に代わり、普天間、年金問題、貿易自由化さまざま
な問題が山積みとなり我々の心配した事が悪い方へ進んでいるような気がして止みませ
ん。会員皆様とご家族の一層の健康を願ってお祈りします。」との挨拶がなされました。
来賓の石川県退職者連合の川島靖会長より、「高齢者が住みよい社会づくり、社会
的な役割をめざして、@震災エネルギー条約の制定 A消費税 B年金社会保障 C
震災復興増税の4項目にわたり、12月10日谷本県知事に要請書を提出することとした。
」との挨拶がなされました。 式次第にそって、池田隆事務局長より会務報告、会計報告、
予算書、中佐美代子会計監査より監査報告がなされ、全会一致で確認されました。
集合写真撮影後、加賀の間において名越裕副会長の司会により懇親会が 始まりました。
再び西井健太郎会長より「これからの人生の生きがいは、目標を持って毎日を生き抜くこと
が肝要です。どんなに小さな目標であっても成就達成を目指して生活する事を皆様にお薦
めします。」の挨拶があり、田中勝幹事の乾杯の音頭を前置きに「昭和35年チリ沖地震で
家が流され今回、東日本大震災で20メーターの津波にみまわれ鉄筋コンクリート2階建ての
家が流され壊滅状態でした。幸いに家族と親戚は高台に避難しなんとか助かった次第です。
全国からの義援金やボランティアの協力に感謝しています。今年の夏白山、立山に登山しま
した。 皆様の一層の健康を願い、 乾杯!」
続いて司会より「OB会の坂戸博さん作の似顔絵8枚の展示を企画しました。当時の森 暁
社長や映画”ローマの休日”の俳優のオードリーヘップバーンやグレゴリーペックの絵はとても鉛筆
で書いたとは思えないくらい本物そっくり、まさに写真のようでしょう。ゆっくり観賞して下さい。」
と紹介があり、葉書メッセージ代読があり、その中で山岸繁雄さんの「私は、今年の4月末に
圧迫骨折で外科に入院しました。足が弱ってきて一人では出掛けることが出来ません。高齢
になると足が弱ってくるので、足の筋トレと適度な運動の必要性が切実に感じる今日この頃
です。」と加齢に伴う共通の悩みに皆さんは同感といううなずき。
続いてカラオケタイムですが、その前に長老の能口正四郎さん(87歳)の加賀宝生流「鶴亀」
全員拍手喝采のエール、さすがに迫力のある謡いでした。
カラオケでは、新保健治さんが「帰って来いよ」 岩本昌三さんが「ほほよせて」を熱唱するも
皆さんの歓談の賑わいに掻き消されてしまう状態でした。
安たけなわとなり、人気の向江好美幹事のビンゴゲームが始まり皆さんの注目がステージの方に
集まり、抜群のトークで会場が一つとなり会員の絆が深まりとても盛上がりました。
一位:魚野正人さん、二位:西村俊英さん、三位:坂本利春さんの皆さんでした。午後2時
林 劭副会長により、参加いただいた皆様に感謝をのべながら「来年は結成30周年を迎える
年となります。なによりも、会員の皆様のお力添えをいただくことが成功への基盤と考えています。
役員も力いっぱい努力いたします。次回開催再会を楽しみにしています。」と最後に一本締め
でお開きとなりました。
補記;
この度日本冶金工業グループの新会社「ナステック株式会社」の設立にあたり、代表取締役社長
に安藤修さん(元金沢工場品質保証課長、製造課長)が就任されました。